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- 2018.03.24ブログ【唯我独白】
『京都市内、ある問題について独り言、、、』
京都市内で、町家等による簡易宿所(民泊)がブームとなっている昨今、、
各所で民泊反対運動が起き始めています。
メディアにおいて民泊活動に対する否定的なNEWSが取り上げられたり、静かな住宅地の一角で、改装された町家や住宅に突然、旅館業の看板が掲示されたり、等々、
「民泊」という言葉の響きは、地域の住民にとって「不安な思いを募らせる」材料でしかなくなっているように思われます。
こういった状況においては、民泊に対する反対運動が起きても不思議ではありません。
弊社の販売物件がある西ノ京左馬寮町も例外ではなく、ご近所においては、多数の「民泊反対」のプレートや貼紙が見受けられます。
ここからは個人的な意見となりますが、
本来、町の不動産屋の業務として、「『これからお住まいなられる方』と『既にお住まいになられている方』との架け橋的な役割を果たすことも、その一部である」なんて考えておりましたが、こういった運動が起きている現状では、この理想とは大きくかけ離れてしまっているように感じている今日この頃です。
簡易宿所(民泊)活動を否定している訳ではありません。
特に町家の民泊は「京都市の発展」や「町家の保存」について大きく寄与していることは周知の事実です。
しかし、簡易宿所(民泊)ブームによって不動産相場が押し上げられてしまい、京都において町家暮らしを求める等「居住を目的としたお客様のニーズ」はいささか少なくなったような気がすることも否めません。
居住を目的としたお客様へ町家等を販売をしていくことが地域住民への配慮となり、さらに不動産相場の適正化にも繋がるのでは、、、。かといって理想論だけでは食っていけませんが、、、(笑)とまぁ、長くなりましたが、こういった理由により弊社販売物件【西ノ京左馬寮町の町家】は居住目的とされたお客様への販売のみとさせて頂いております。
物件の詳細等は弊社ホームページにてご覧頂けます。是非お問い合わせ下さい。